9日の東京株式市場は、ヨーロッパの信用不安に対する根強い懸念を背景に、輸出関連の銘柄を中心に売り注文が出て、日経平均株価は、ことしの最安値を更新しました。
日経平均株価、9日の終値は、前日より98円81銭安い9439円13銭となり、ことしの最安値を更新しました。さらに、東証株価指数・トピックスも7.96下がって、850.37となり、こちらもことしの最安値を更新しました。1日の出来高は、20億4005万株でした。市場関係者は「ヨーロッパの信用不安に対する根強い懸念を背景に、外国為替市場で円相場がいくぶん値上がりしていることから、自動車や精密機器など輸出関連の銘柄を中心に売り注文が出た。市場では、今週開かれるヨーロッパ中央銀行の理事会で、信用不安についてどのような話し合いが行われるのかに注目が集まっている」と話しています。
责任编辑:王焕