民主党と国民新党は、社民党と国会対策委員長会談を開き、沖縄の普天間基地の移設問題について、今週4日に衆議院本会議を開き、鳩山総理大臣の報告と、各党の質疑を行う方針を確認しました。
この中で民主党の山岡国会対策委員長は、自民党、公明党、共産党、みんなの党の野党4党が、沖縄の普天間基地の移設問題で、社民党が連立政権から離脱したことを受けて、衆議院予算委員会の集中審議などを行うよう求めていることについて、「連立政権の枠組みは、与党側の問題であり、国会では法案審議を優先すべきだ」と述べ、集中審議の開催には応じない考えを示しました。ただ、普天間基地の移設問題をめぐって、今週4日に衆議院本会議を開き、鳩山総理大臣の報告と、各党の質疑を行う方針を確認しました。このあと山岡氏は、自民党など野党側と個別に会談し、こうした方針を伝えましたが、公明党の漆原国会対策委員長は「本会議での報告だけで逃げるのは認められず、あくまで集中審議を開くべきだ」と述べました。
责任编辑:王焕