アメリカのコンピューターメーカー「アップル」が新しい多機能端末を日本でも発売し、これまで日本ではあまり普及してこなかった電子書籍など新たなコンテンツビジネスが、今後、本格的に動き出すことになりそうです。
アップルの「iPad」は、携帯電話とパソコンの間を埋めるノートほどの大きさの新しい多機能端末で、電子書籍やゲームなど、さまざまなコンテンツに対応しています。これにあわせて、出版大手の「講談社」が、今月から、新刊の小説を電子書籍として配信を始めたほか、ゲームメーカー各社も専用のゲームを開発しています。また、大手電機メーカーの「ソニー」や大手通信会社の「KDDI」など4社は、本や雑誌を配信する電子書籍の会社を共同で設立します。新しい多機能端末は、アップルだけでなく、国内外のメーカーも開発に乗り出しています。このため、コンテンツ市場の拡大を見越して、日本ではこれまであまり普及してこなかった電子書籍などのコンテンツビジネスが、今後、本格的に動き出すことになりそうです。
责任编辑:魏旭