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    社民党沖縄県連は、アメリカ軍普天間基地の移設問題をめぐって福島党首が閣僚を罷免されたことを受けて緊急の執行委員会を開き、対応を協議した結果、３０日に開かれる党の全国幹事長会議で、党執行部に連立政権からの離脱を求めることを決めました。

    社民党沖縄県連は、アメリカ軍普天間基地の移設問題で名護市辺野古への移設を盛り込んだ政府方針について、福島党首が閣議での署名を拒否して閣僚を罷免されたことを受け、２９日、沖縄県宜野湾市で緊急の執行委員会を開いて対応を協議しました。この中で、出席した県議会議員などからは「辺野古への移設を許さないという沖縄の民意は明白で、党としてこの状況を放置すべきではない」などといった意見が出されました。そして、「社民党は連立政権を離脱すべきだ」という方針を全会一致でまとめ、３０日に開かれる党の全国幹事長会議で、党執行部に連立政権からの離脱を求めることを決めました。会議のあと、社民党沖縄県連の新里米吉委員長は記者会見し、「社民党が重要な問題の１つとしている沖縄の基地問題で、党首が罷免された事態をしっかり受け止めなければならない。今後は、辺野古への基地建設を政府に断念させる運動を全国に広げたい」と述べました。

責任編輯：李昂