宮崎県で続いている家畜の伝染病口てい疫の問題で、28日夜、新たに3か所の農場で感染の疑いがある牛が見つかり、処分対象の家畜は15万5000頭余りになりました。感染は依然、収まっていません。
宮崎県は28日夜、新たに川南町で2か所、高鍋町で1か所のあわせて3か所の農場で、口てい疫に感染の疑いがある牛があわせて6頭見つかったと発表しました。これらの農場で飼育されている2779頭は、感染の拡大を防ぐために、すべて処分されます。この結果、口てい疫に感染、または感染の疑いがある家畜が見つかった農場などは224か所で、処分の対象となる家畜は15万5000頭余りになりました。一方、宮崎牛の種牛のうち、主力の種牛5頭は国が特例として離れた場所での経過の観察を認めていますが、27日採った6回目の検体の検査結果も陰性で、今のところ感染は確認されていません。宮崎県はウイルスの潜伏期間などを農林水産省と協議した結果、この5頭について来月4日まで毎日、検体を採って検査を続けることになりました。
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