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販売不振などで経営が悪化しているアパレル大手の「レナウン」は、中国の大手繊維メーカーからおよそ40億円の出資を受け入れ、傘下に入ることで合意し、中国企業の下で経営再建を進めていくことになりました。

 

発表によりますと、アパレル大手の「レナウン」は、中国の繊維大手、「山東如意科技集団」を引受先とする第三者割当増資を行い、およそ40億円の出資を受けることで合意しました。これによって、山東如意科技集団は、レナウンの株式の41%余りを保有する筆頭株主となります。レナウンは、販売不振で4期連続で赤字に陥るなど経営が悪化するなかで経営基盤の強化が必要だとして、資金力のある中国企業の傘下で経営再建を進めることにしたものです。記者会見したレナウンの北畑稔社長は「厳しい環境の中、財務基盤を強化し、黒字化に向け抜本的な転換を図りたい。中国の成長性を取り込むとともに提携によって共同で製品の開発などを行い、日中の両市場で成長していきたい」と述べました。中国企業による日本企業への出資をめぐっては、去年、中国の家電量販大手が、日本の家電量販店、「ラオックス」の筆頭株主になるなど、経営不振に陥った日本企業の立て直しを担うケースが相次いでおり、豊富な資金力を背景にした中国企業の出資の動きは今後、さらに加速しそうです。

 

责任编辑:魏旭