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   自動車メーカーの「スズキ」は、経済成長が続いているインドで生産能力を増強するため新たな工場を建設する方針を固め、早ければ３年後にインドで年間１５０万台の生産態勢を整え、日本国内での生産を上回る規模に拡充することになりました。

  スズキは昭和５８年にインドに進出して、現在２つの拠点で小型車を生産し、主にインド国内向けに販売しています。インドでは自動車市場が拡大していることから、スズキは、北部にある拠点に早ければ３年後の稼働を目指し年間２５万台を生産する新たな工場を建設する方針を固めました。スズキでは、現在同じ拠点に２年後の稼働を目指して別の工場も建設しており、これによってインドでの生産能力はあわせて年間１５０万台となる見込みです。この規模は、スズキの国内の工場の生産規模を上回るものです。新工場では、盛んなインドの自動車需要を満たすだけでなく、ヨーロッパへの輸出も計画しています。スズキは、インド市場では５０％近いシェアを持つ最大手で、今回の新工場の建設によって、激化するインド市場での競争で優位を保ちたい考えです。

责任编辑：王焕