亀井前郵政改革・金融担当大臣が先週、辞任したことに伴う新旧大臣の事務引き継ぎが14日に行われ、亀井前大臣は記者会見で中小企業の借入金の返済猶予法など、みずからが推進した金融行政について「社会的責任を果たそうという金融機関も相当出てきている」と述べ、一定の成果があったという認識を示しました。
亀井前郵政改革・金融担当大臣は先週11日、今国会で郵政改革法案の成立が見送られることになった責任をとって閣僚を辞任し、後任に同じ国民新党の自見庄三郎氏が就任しました。新旧大臣の事務引き継ぎが14日、金融庁で行われ、亀井前大臣と自見新大臣が引き継ぎ書類に署名しました。このあと記者会見した亀井前大臣は、在任中に力を注いだ中小企業の借入金の返済猶予法と郵政改革法案に対し、金融業界から反対の声が相次いだことを振り返り、「金融業界の全面的な理解と賛同を得たとは思えないが、社会的責任を果たそうという金融機関も相当出てきている」と述べ、みずからが推進した金融行政について一定の成果があったという認識を示しました。
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