アメリカの大手自動車メーカー、GM=ゼネラル・モーターズは、キャデラックやシボレーブランドのあわせて18の車種について、電子回路の不具合で、最悪の場合、発火するおそれがあるとして、あわせて150万台余りをリコールすると発表しました。
GMが8日にリコール対象として発表したのは、アメリカやカナダ、メキシコなどで2006年から2009年にかけて販売した、▽キャデラックのCTSやエスカレード▽シボレーのトラバース▽ビュイックのアンクレイブなど18の車種、152万8000台です。GMによりますと、これらの車種はフロントガラスについた汚れを取るための洗浄液を温める装置が付いており、この装置の電子回路が不具合によって最悪の場合発火するおそれがあるということです。この問題でドライバーがけがをするなどの報告はありませんが、発火したケースが5件あったということです。洗浄液を温める装置はすでに生産が終了し、交換できないため、GMでは、リコールを通じてこの装置を車体から取り外すとともに、車の所有者に100ドルを支払うことにしています。
责任编辑:王焕