民主党静岡県連は常任幹事会を開き、参議院選挙で複数区に2人以上の候補者を擁立する党本部の方針を見直すよう、新執行部に求めていくことを決めました。参議院選挙静岡選挙区には、このほか、自民党、共産党、みんなの党、幸福実現党の新人が立候補を予定しています。
民主党静岡県連は静岡市で常任幹事会を開き、国会議員や県議会議員らおよそ40人が夏の参議院選挙に向けた対応を協議しました。この中では、幹事長を務めていた小沢氏が、定員2人の静岡選挙区で、県連の反対を押し切って現職に加えて新人も擁立したことについて、「今のままだと1議席も獲得できない可能性があり、見直しが必要だ」という意見が出されました。これを受けて民主党静岡県連は、新執行部に対し、参議院選挙の情勢について全国調査を行ったうえで、複数区で2人以上を擁立する現在の方針の見直しを求めていくことを決めました。会合のあと、県連会長を務める牧野聖修衆議院議員は記者団に対し、「民主党の支持率が回復し始めていると聞いているが、世間の風がそう簡単によくなっているとは思えず、党本部に戦略・戦術の見直しをお願いする」と述べました。参議院選挙静岡選挙区には、このほか、自民党、共産党、みんなの党、幸福実現党の新人が立候補を予定しています。
责任编辑:王焕