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     南アフリカで開かれるサッカーのワールドカップに合わせて、旅行会社では日本代表の試合を観戦するツアーを販売していますが、現地の治安が悪いことなどを理由に参加を見送るサポーターも多く、開幕まであと6日に迫った今もツアーが売れ残る状況が続いています。

 

     日本からの観戦ツアーは、FIFA=国際サッカー連盟が指定した旅行4社が企画し、日本代表の1試合を観戦する5泊8日の標準的なツアーが50万円台で売り出されています。しかし、各社によりますと、ツアーへの申し込みは、JTBが1300人の募集に対し5割程度、日本旅行が300人の募集に対して8割程度と、各社とも売れ残りが生じているということです。観戦ツアーがほぼ完売した前回4年前のドイツ大会と比べて、サポーターの出足が鈍い状況が続いており、旅行各社は、今回は料金が高いことに加えて、南アフリカでは1日当たりでおよそ50件の殺人事件が起きるなど、治安が悪いことが大きく影響していると分析しています。4日のコートジボワール戦の応援イベントに参加していたサポーターの男性は、「12年前のフランス大会には行ったのですが、今回の南アフリカは危ないでしょうし、特に日本人は金持ちだと思われて狙われやすいと思うので、日本で応援します」と話していました。旅行会社は現地の宿泊先として、24時間警備員が巡回するホテルを用意したり、事前にツアー客を集めた安全対策の説明会を開いたりして不安の解消に力を入れています。日本旅行で観戦ツアーを担当する岩本克巳さんは「治安面で安心できる環境作りを最優先にしているので、4年に1度のサッカーの祭典を楽しんできてほしい」と話しています。

 

责任编辑:王焕