先月に国内で販売された軽自動車を除く新車の台数は、エコカー減税などの政策の効果で前の年の同じ月を28%上回り、10か月連続で増加して、金融危機以前のおととしの水準まで回復しました。
日本自動車販売協会連合会のまとめによりますと、5月に国内で販売された軽自動車を除く新車の台数は22万8514台で、前の年の同じ月に比べて、28%増加しました。販売台数が前年の実績を上回るのは去年8月以来10か月連続で、金融危機以前のおととしの水準まで回復しました。メーカー別にみますと、マツダが45%の大幅な伸びとなったほか、トヨタ自動車が38%、三菱自動車工業が35%、それぞれ増加しました。これは、エコカーに対する減税や補助金の効果で販売が好調なことに加え、前の年に金融危機の影響で販売台数が大きく落ち込んだ反動によるものです。ただ、日本自動車販売協会連合会は「このまま回復傾向が続くかどうか、エコカーに対する補助金がことし9月で終わったあとの販売の動向を注視したい」と慎重な見方を示しています。また、軽自動車の新車の販売台数は12万7634台と、前の年の同じ月を12%上回り、5か月連続で増加しました。
责任编辑:王焕