社民党党首の福島消費者・少子化担当大臣は、沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設問題をめぐり、沖縄県の仲井真知事らと会談するため、25日、沖縄県を訪問する方向で調整に入りました。
普天間基地の移設問題をめぐって、鳩山総理大臣は23日、沖縄県を訪問して仲井真知事らと会談し、具体的な移設先として、初めて名護市辺野古のキャンプシュワブ沿岸部を提示しましたが、地元側の反発は強く調整のメドが立っていません。こうしたなかで、沖縄県内への移設に反対している社民党党首の福島消費者・少子化担当大臣は、今後の党の方針を決めるにあたって、沖縄県側の意向を直接、聞く必要があるとして、25日、沖縄県を訪問する方向で調整を始めました。福島大臣は、沖縄県訪問が正式に決まれば、仲井真知事に加え、名護市の稲嶺市長とも会談して、政府に対し、協力して普天間基地の沖縄県外への移設を求めて行くことを呼びかけたいとしています。
責任編輯:李昂