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    民主・社民両党と共産党などの沖縄に関係する国会議員は、普天間基地の移設問題で、政府が現行案を修正するなどとした政府案の骨格に沿って日米の合意文書をまとめたいとしていることに抗議し、容認できないとする、鳩山総理大臣あての文書をまとめました。

    普天間基地の移設問題で、政府は、現行案を修正し、沖縄県名護市の「キャンプシュワブ」の沿岸部に滑走路を建設するとともに、アメリカ軍の訓練の一部を鹿児島県徳之島などに分散移転するとした政府案の骨格に沿って、今月中に日米の合意文書を取りまとめたいとしています。これについて、民主党沖縄県連代表の喜納昌吉参議院議員ら、民主・社民両党と共産党、それに無所属の沖縄に関係する国会議員は「沖縄県民は、日本の安全保障を名目に、基地の重圧に苦しみ続けている。今月中に現行案の修正で対処方針を決めるのは、断じて許されない」などとして、政府の対応に抗議し、容認できないとする文書をまとめました。このあと喜納氏らは記者会見し、「鳩山総理大臣に直接この文書を手渡すべく再三要請してきたが、まだ実現していない。あさって鳩山総理大臣が沖縄を再訪問するならば、再度申し入れたい」と述べました。

責任編輯：李昂