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中日通专题

   アメリカ南部のメキシコ湾で、海底油田から大量の原油が流出し続けている問題で、アメリカ内務省のサラザール長官は、今回の事態を招いた背景に石油業界との長年の癒着があったとして、海底油田の許認可を与える部局を改編し、手続きを厳格化していくことを明らかにしました。


   メキシコ湾の海底油田の掘削施設が爆発した事故では、発生から50日以上たった今も大量の原油の流出が続いています。この問題で、内務省のサラザール長官は9日、アメリカ議会上院の公聴会に出席し、今回の事故の背景には石油業界との間で長年にわたる癒着体質があり、政府側が安全性を十分に調査しないまま掘削の許認可を行っていたという認識をあらためて示しました。そのうえで油田開発を管理する内務省の部局を改編することを明らかにし、海底油田やガス田開発の許認可権を持つ部局と油田の安全や環境を担当する部局を切り離し、掘削を許可する前に行う環境評価などを厳格化する方針を明らかにしました。その一方でサラザール長官は、今回の事故でアメリカの原油の生産が落ち込むのではないかという懸念が強まっていることについて、今回の事故を受けて掘削の段階にある深海の油田については作業の停止を続けるものの、すでに生産が始まっている油田については操業は続けられるとして、影響は限定的だという見方を示しました。

 

责任编辑:王焕