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    鳩山総理大臣と沖縄県の北部地域の市町村長との懇談会が行われた沖縄県名護市の国際会議場の前では、アメリカ軍普天間基地の名護市への移設に反対する住民グループのメンバーなどが集まって、日米両政府が名護市辺野古への滑走路の建設などで大筋で合意したことに抗議しました。

    鳩山総理大臣と沖縄県の北部地域の市町村長との懇談会が行われた沖縄県名護市の国際会議場、万国津梁館の入り口の前では、午前１０時半ごろからアメリカ軍普天間基地の名護市への移設に反対してきた住民グループのメンバーなどが集まりました。そして、日米両政府が、名護市辺野古のキャンプシュワブ沿岸部に滑走路を建設することなどで大筋で合意したことに抗議しました。このあと、鳩山総理大臣を乗せた車が通過すると、集まった人たちは「沖縄から帰れ。辺野古への移設を許さない」などと、声を上げて抗議しました。集会に参加した名護市の６０代の女性は「鳩山総理大臣はもう姿を見せてほしくない。政権交代したら基地を県外に移設すると発言したのは何だったのですか。沖縄県民は誰１人として黙っていません。日米で合意をしても、反対運動があれば何もできないので、県民、名護市民はこれからも戦います」と話していました。

責任編輯：李昂